DaiChan ファイナンシャルアカデミー

金融商品を売らないFPとして活動中。28歳パパ2年生。若年向けの資産形成術や業界の裏事情も紹介していきます。

サラリーマンの保険の選び方!年代別に必要保障を解説

働き方改革が話題になっている昨今ですが、やはりフリーランスや経営者よりもサラリーマンとして収入を得ている方が大半なのが現在の日本でしょう。

先行きの分からない現代だからこそ資産形成や万一のリスクにはしっかりとした保障で準備したいものです。

 

今回はそんなサラリーマン向けの『世代別の生命保険の選び方』を解説してまいります!

 

 

こんにちは。

DaiChan ファイナンシャルアカデミー塾長のDaiChan(ダイちゃん)と申します!

600名以上のお客様との家計のご相談で得た豊富な知識を元に、皆様のためになる金融知識を公平にお届けするブログを目指してまいります。

 

今回は生命保険の選び方をご案内するにあたり、下記の保険を選ぶ際に知っておいた方が良い基礎知識についての記事もご覧ください!

ご存じの方は飛ばしていただいて結構です^^

daichanfinance.hatenablog.com

 

 

 

保険の選び方ってどうすれば正解なの?

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生命保険を検討するときに一番悩むのが『自分に合っている保険をどう探せばいいのか』という点ではないでしょうか。

会社に来る保険の営業さんや、来店型保険ショップに聞きに行くのもいいけれど、営業を掛けられるのも嫌だし…と感じて行動に移せない方も多いと思います。

 

 

今回はそんな悩みを解決するために、今回は年代別の保険選びのポイントをお伝えいたします!

 

 

独身世代に最適なプラン

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社会人になりたての方や、結婚の予定は当面ない方など現在では多くの方が当てはまるフェーズかと思います。

独身の方々は家族に保障を遺すよりも、自分の病気やけがの際に支出を減らす保険や、将来への積立を重視する保険が一般的です。

 

具体的には医療保険や、積立保険を準備し、今後の生活に備えつつもいつでも変更ができるようにしておくプランが最適でしょう。

例えば死亡時に何千万も死亡保障が下りるような保険はあまり必要がないケースがほとんどなので、病気やケガでの入院時に貯金を切り崩さないようにする保険が良いでしょう。

 

また、近年では晩婚、少子化も進んでいるため、自身の将来のために様々な用途で活用可能な短期払いの終身保険などもニーズが出てきています。

daichanfinance.hatenablog.com

 

積立保険は基本的に加入後10年強で元本回復するものが多いです。

結婚後の住宅購入費用や教育費のために中期で元本回復する積立保険は独身世代にも向いています。もちろん老後まで運用し続けることも可能なので、結婚などがなくても自身の老後費用として退職後に活用することが可能です。

 

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このパターンであれば①医療保険で急な医療費をカバーすることができ、②で将来への積立と死亡時の最低限の保障を両立することが可能です。

また、入籍、出産のタイミングでは死亡保障の追加や医療保障の見直しなど比較的小さな変更で見直しをすることが可能なので、無駄を省いた備え方となっています。

 

 

結婚・出産のタイミング

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結婚や出産のタイミングでは上記の独身世代の保障にプラスしてパートナーや子どもに対してどのような保障をのこすのか考える場面となります。

子どもを考えているか否か、お互いの働き方などによっても変わってきますが、一般的な備え方を紹介していきたいと思います。

 

上記の独身世代では積立保険と死亡保障を両立する方法を紹介しましたが、子どもが大学までお金に困らないよう保障をのこしてあげたいと考えるのであれば、掛け捨ての保険なども検討すると良いでしょう。

daichanfinance.hatenablog.com

 

掛け捨ての保険を追加することで少ない掛け金でまとまったお金を家族にのこすことが可能です。

これであれば月々の負担も少ないので、子どものためにもお金を使える余力を残すことができるでしょう。

 

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ここまでで十分な保障と中期的な積立は行えましたが、②の短期払いの積立は場合によっては子供の教育費のために解約してしまう可能性があるため、余裕があればこのタイミングで老後の積立を始めるのも良いでしょう。

 

 

老後の保障

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ここまでで独身世代、結婚・子育て世代の必要保障について解説しましたが、最後に老後を迎えた世代が必要とする保障について解説いたします。

この世代では病気やけがなどの治療費と、身辺整理に必要なお金を準備するタイミングとなります。よって、独身世代に近い保障となります。

 

老後は子供も独立しており、自分が亡くなったとしてもほとんどの場合は多額のお金を遺す心配は必要ありません。しかし、年金生活となり現役世代よりも収入が減ってしまうため、突発的な医療費の負担などはできる限り抑えたいものかと思います。

そのため、病気やけがに備える医療保険と、死亡時に必要なお葬式費用などの身辺整理費が必要となります。

 

身辺整理費用は人によっては貯蓄などで準備できている方もいるかと思いますので、その場合は保険で新たに準備する必要はないかと思います。

しかし、医療費については個人によって幅があるため、医療保険で準備することをお勧めいたします。

 

特にがんや脳卒中などの特定疾病は治療期間も長期になり、医療費が高額なケースも多いため、老後に医療費で破産…なんて可能性も考えられます。

がん保険は若いうちに入っておけば割安で一生涯保障してくれるものも最近では多いので、一度検討されることをお勧めいたします。

daichanfinance.hatenablog.com

 

掛け捨ての医療保険であれば、入院保障とがん保障合わせて5,000~8,000円/月前後での加入も可能ですので、月々の保険料も年金で支払うのは負担なく続けられるかと思います。

 

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老後もお孫さんのためにプレゼントしてあげたり、旅行や趣味のためのお金も準備したいですものね。

今は保険会社も商品性で勝負する時代になってきていますので、月々の負担を減らしながら十分な保障を準備することも十分可能になってきています。

 

昔加入した保険よりも充実した内容で、且つ保険料も安いなんてことも多いので、何年も見直しをしていない方は保障の見直しをしてみると良いかと思います。

見直しをする際は『〇〇生命』のように一社専属ではなく、『〇〇窓口』などの複数の保険会社を扱っている保険代理店がおすすめですよ!

 

 

まとめ

今回は世代別の保障の選び方について解説いたしました。

今回紹介した保険以外にも、就業不能保険や介護保険なども場合によっては検討の対象になってくるかと思いますので、改めて記事にしましたら追記いたします!

 

 

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